恒例の冬の発表会、今回も少人数ながら、本当に素晴らしい発表会となりました!!
半年に一回の発表会は、日頃の学習の成果を披露するステージであり、ご自身の努力を
振り返り、学友の進歩を共に喜ぶ機会でもあります。
講師と受講生さんの皆さんが、お互いに敬意を以って、自然と学び合うことも出来ています。
多彩な発表内容に、感嘆あり、笑いあり、で最後は全員が温かな感動に包まれていました。
オンラインですが、全国彼方此方からご参加の皆さんが心ひとつになった2時間、本当に貴重でした。
私自身、本当に大きな感動と喜びのエネルギーを頂きました。
お互いに中国語を学び始めたきっかけや今の学習状況、お仕事、趣味などの紹介だけで1時間を要する素晴らしい皆さんでした。
発表は、Stellaさんのオリジナルソングの発表から始まりました。
透明で美しいお声と素晴らしい発音、「日本人が歌っていると思えない!」「歌詞が全部聞き取れた!」「ディズニー映画を観ているよう」「なんて美しいんでしょう。素晴らしい!!感動しました!!」とネイティブの先生や参加者の皆さんから賞賛が止まりませんでした。
Stellaさんの曲は本当に歌も歌詞も素晴らしいのですが、私たちで中国語の歌詞を作曲させていただき、発音指導、レコーディングにまで一貫して関わらせていただけること、心から光栄に思います。
続いては、今年の7月から小金井先生クラスで学習を始められたお二人の自己紹介発表がありました。
週1回のレッスンでここまで?と驚くような発音と内容でした。
その次は、なんと3年目のクラスの皆さんのオリジナル劇の発表がありました。
今年から淳于老師に教えていただける時間も出来たことから、先生の故郷にクラスの女性3名で
遊びに行くという台本を作りました。しかも最近苦学している「中国語の補語」をふんだんに
台本に盛り込み、ハルピンの雪まつりや食文化、お笑いの要素まで盛り込んだ傑作でした。
美しいハルピンの雪まつりの映像やお料理やお酒の映像、劇の内容に関するクイズコーナーまで
素晴らしい映像を作成してくださったのは、大学教員で滅茶苦茶お忙しいはずの玲子先生。
仲間のお一人が、急用で当日参加できなくなるというピンチにもめげずに素晴らしい発表をしてくださいました。
続いては、北宋の政治家、文学者の王安石の「梅花」の朗読を輪読してくださる発表がありました。
美しい漢詩を三人で三回読むという演出に、詩の世界に引き込まれたひと時でした。
そのあとは、先日天命を全うされた谷川俊太郎さん訳の「スイミー」の中国語版の朗読がありました。
練習の時は繰り返し出てくる「小黒魚」で半3声に苦戦しつつも、本番は二人の掛け合いも息ピッタリで素晴らしかったです。
最後は、シンガーでマナーの先生でもあるの恵美子さんによるテレサテンの「時の流れに身を任せ」の朗読でした。情熱的な詩を感情込めて朗読されました。
終わった後は、皆さんの発表の余韻の中、温かな感動に包まれていました。
参加メンバー全員、それぞれにお忙しい日常の中、ご自身の夢や目的のためにお時間とエネルギーを
取り、練習を重ねてきたこと、そして、この場に集まってきてくださったことに、心の底から喜びと
感謝を感じました。
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私が中学生で中国語を志し、「中国はこれから世界一になります」と言ったとき、私のことを心配してくださった先生方がいましたが、40年近い時が流れ、こんなにも素敵なお仕事仲間の先生たちと受講生さんに恵まれ、私は本当に幸せ者、と心から実感しています。
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