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【易経の学び メモ14】~「元気」の意味

更新日:10月15日

日本語では「元気」を口にしない日が少ないと思えるほど、「元気」は使用頻度の高い言葉ですね。


今朝は、易経の学びの中で「元気」のもともとの意味が出てきたのでそれをシェアしますね。

「元気」というのは、中国の古代哲学の概念を表す言葉で万物を構成するもとになる物質を意味しています。


また、宇宙の万物を構成する、最も本質的で、最も根本的な要素です。

老子はこれを「道」と呼んでいます。


「元気」論では、万物が生まれ、また消滅や、発展、変化するのは、全て、「元気」が「道=自然の規律」を巡った結果だとしています。


「気」とは万物の最も精妙で、途切れることなく、また存在しない場所はない目には見えないエネルギーです。ヨガで言う「プラナ」のことですね。

「気」がなくなると、動物は死を迎え、物質は消滅します。


人体における「元気」とは、身体の成長に必要なエネルギーであると同時に、日々の活動も「元気」を消耗しているプロセスにあり、最後に生命が終わるとき、人体のなかの「元気」も尽きて、身体は、灯りが消えるように尽きていきます。


ですから、「元気」が多いか少ないかは、生命が長いか短いかにも関係しています。

生死は自然の摂理に沿っているとはいえ、鍛錬を怠らず、つねに、「元気」をためることで、寿命も延びると考えられています。



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日本語の「元気?」「元気だよ」という言葉の奥は深かったですね。


今日も、元気を巡らせてよい一日をお過ごしください。

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