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【易経の学び メモ No.4】中国文化の神髄「和」の概念

更新日:2022年10月16日

皆さんの中には、故宮に行かれた方も多いと思います。

故宮は、真ん中に前三殿と後三殿が並んで建っています。

前三殿は、それぞれ太和殿、中和殿、保和殿といい、 すべて「和」がついています。

「太和」「中和」「保和」とはすべて易経から出た概念です。

これこそが、中国文化の神髄であり、中医の養生文化の神髄でもあります。

太和とは、大和のことです。古代太と大は同意語でした。

すなわち、最も大きな「和」です。 「太和」とは目标を指し,最高の境地を意味します。

「中和」と「保和」は目標実現への道筋を指します。

「太和」=「大和」に至るには、以下の二つの必須条件があります。

一に中和 二に保和 「中和」とは「中道」を守ることです。

中医はなぜ「中医」というのか? 中医とは、中国の医学という意味だろうと思っていましたが、実際は違います。

中医とは「中和の医学」という意味で、陰陽のバランス調整ができた「中和」の状態、 つまり「中」とは「邪」の反対にあるということです。

人間は邪気を受けると、病気になります。バランスをとり、中和の状態になると 病気はなくなります。

人間には喜怒哀楽があり、七情六欲があります。 これも中和しなくてはいけません。

孔子の孫による《中庸》では、“喜怒哀乐之未发,谓之中;发而皆中节,谓之和。” と言っています。

私たちは、感情と欲望を中庸の状態にすれば、「中和」になります。

そして、さらに大切なのは「保和」、つまり「和」をキープし続けることです。

一日、二日、中和状態を保つのはできても、つねに「中和」を維持し続けるのが 難しいのです。

三日坊主では、目標である「太和」の境地に至らず、養生の効果も得られません。

養生とは、生活習慣であり、「和」にそっていると自然に沿った状態になり、陰陽のバランスも取れてくる。

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個人的に、耳が痛い内容でした。

感情や欲望のバランス良い生活習慣を身に付けることは、古来から人間の課題ですね。

それにしても、何度も行った故宮の建物にそういう意味があると初めて知りましたし 「中医」の本来の意味を知ったのも新鮮でした。

「中医」の考える養生とは常に感情と身体のバランスをとることにありますものね!

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