今朝は中国人の先生と古典学習の重要性について話していました。
孔子の『論語』や老子の『道徳経』を学ぶにおいて、易経の教えが基礎として 大切だということでした。
かの孔子も50歳になって初めて『易経』を読み 「五十以学易,无大过矣」ともらしたそうです。
「易経を50になった今でなく、若いうちに知っていれば、人生大きな過ちをしなくてすんだのになぁ」という意味です。
宇宙の根源的な真理を解く、老荘思想の根底にもあるとのことで、 明日から、原文で『易経』を読むことになりました。
理解できるかどうかドキドキですが、 『易経』の根本思想の一つは、万物は常に変化していて、機を見て動くことがいかに 大切かということもあるので、この不透明な時代を生き抜くのに何かヒントを得られると 良いなと思っています。
「四書」とは『論語』『大学』『中庸』『孟子』の四つの書物です。
「五経」とは『易経』『詩経』『書経』『礼記』『春秋』の五つを指します。
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