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コラム


漢詩講座のご感想をいただきました
先月から漢詩講座にご参加いただいている書道家の先生からこんなご感想を頂きました。 「花岡先生の漢詩の講座は 中国🇨🇳の歴史はさることながら美しい文化までスライドを使って説明くださり NHK放送して頂きたいくらい、全日本人に知って頂きたい目から鱗の内容です。...
hanaokamasumi
2024年5月15日読了時間: 1分
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『相见欢(そうけんかん)』李煜
『相見歓』李煜 テレサ・テンの歌うこの曲、カラオケで必ず歌うのですが歌詞は南唐最後の王、李煜の『相見歓』という「詞」なのです。 南唐は、遣唐使で有名な唐王朝が907年に滅亡したあと、五代十国という混乱期に誕生した地方政権の一つでした。...
masumi.h
2020年11月11日読了時間: 4分
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『送杜少府之任蜀州』(杜少府の任に蜀州に之くを送る) 王勃
作者の王勃(おうぼつ)の代表作です。 初唐の詩人で、650年生まれ(諸説あり)。 杜甫の生まれる62年ばかり前に山西省の儒家で生を受けました。 祖父は儒者の王通(とう)です。 現代の日本では必ずしも知名度が特に高いとは言えませんが、古くから親しまれてきました。『唐詩選』には...
masumi.h
2020年10月23日読了時間: 5分
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【砂漠で見上げる満月】~『磧中の作』岑参(しん・しん)
【砂漠で見上げる満月】~『磧中の作』岑参(しん・しん) 一昨夜の中秋の名月は素晴らしかったですね。 満月を見上げる人の心は様々です。 盛唐の詩人、岑参(しん・しん)に『磧中の作』という作品があります。 碛 中 作 qì zhōng zuò 磧(せき)中(ちゅう)の作...
masumi.h
2020年10月3日読了時間: 2分
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【「己(き)酉山(ゆうさん)行(こう)に所見(しょけん)を書す(しょ)す」辛棄疾】
【「己(き)酉山(ゆうさん)行(こう)に所見(しょけん)を書す(しょ)す」辛棄疾】 先月はコロナ明けに久しぶりに漢詩の講座に参加してきました。 というわけで、久しぶりの漢詩記事です(*^^*) 辛棄疾という詩人は日本では有名ではありませんが、中国では知らない人はいません。...
masumi.h
2020年7月17日読了時間: 5分
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【南宋 范成大「四時田園雑興」其の三十一】
コロナウィルスショックで、改めて自分自身が人生に求める幸せとは何かを考えさせれる日々ですね。 私は地球の美しい自然を堪能し、家族と友人たちそして土地や自然を大切に生きられることがやっぱり、「私にとっての核となる充足感」なんだと感じています。...
masumi.h
2020年4月28日読了時間: 3分
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「杜甫 《江南にて李亀年に逢う 》」
「杜甫 《江南にて李亀年に逢う 》」 今日は杜甫の「江南にて李亀年に逢う」という詩をご紹介します。 杜甫最晩年、770年に亡くなる直前の作といわれています。 安禄山の乱の後、江南を流浪していた杜甫が、770年、花の散る時節に往年の人気歌手であった李亀年に偶然再会したことを詠...
masumi.h
2019年12月29日読了時間: 4分
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【李商隠 《夜雨北に寄す》】
【李商隠 《夜雨北に寄す》】 作者の李商隠、日本人には聞き慣れない人物ですが、晩唐の官僚政治家です。 812年(813年説も)に生まれ、858年に47歳で亡くなっています。 良い家柄に生まれるも、10歳くらいの時に父親が他界します。優秀ゆえに援助してくれる有力者はいたものの...
masumi.h
2019年12月27日読了時間: 4分
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【岑 参「行軍九日長安の故園を思う」】
【岑(しん) 参(じん)「行軍九日長安の故園を思う」】 この詩を先日鑑賞して、平和な世界に生きられることを有難く実感したところですが、昨日アフガニスタンで長年復興支援をされていたという中村医師の尊い命が弾丸に倒れる、という悲惨な事件がありました。...
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2019年12月5日読了時間: 3分
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【峨眉山月の歌 李白】
【峨眉山月の歌 李白】 李白は盛唐の時代、701年に四川省で生まれています。 母が太白星を見たあと身篭ったとのことで、字名を李太白といいます。 太白星とは金星のことです。 父親は漢民族ではなく、キルギス辺りの異民族だったそうです。李白の風貌もどこか漢人離れしたところがあった...
masumi.h
2019年12月2日読了時間: 3分
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【李白 『蘇台覧古』と『越中覧古』】
【李白 『蘇台覧古』と『越中覧古』】 唐代の有名詩人、李白。 作風は豪放で奔放で、大のお酒好き。 仙人にも憧れ、詩仙とも呼ばれています。 李白は数え年25歳の時、故郷(生まれは西域)の四川を 離れ、都長安を目指す旅に出て、長江を下ります。...
masumi.h
2019年8月29日読了時間: 4分
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【古稀の由来になった漢詩】杜甫の「曲江」
【古稀の由来になった漢詩】 古稀という言葉は誰でもご存知でしょう。 その由来が「人生七十古来稀なり」という言葉だとはご存知の方も少なからずいらっしゃるでしょう。 しかし、これが杜甫の「曲江」という詩が出典となっていることはあまり知られていないようです。...
masumi.h
2019年7月17日読了時間: 5分
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「踏 歌 四 首 其 一」劉禹錫(中唐期の詩人)
前回に引き続き中唐期の詩人、刘禹锡の作品で「踏歌四首其一」という七言絶句です。 踏歌とは地方のスタイルで、足を踏みならしながら歌うことです。 「踏歌」を辞書で引きますと奈良から平安時代に行われた群舞形式の歌舞。 中国から移入された芸能であるが,次第に日本化し,これより古くか...
masumi.h
2019年6月6日読了時間: 3分
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秋思 (中唐の詩人 张籍 zhāng jí)
この詩は遥か昔の手紙にまつわる内容です。 当時はまだ郵便制度も確立していなかったので、手紙を出すには人に託すしかなく、大変なことでもありました。 作者は中唐の詩人張籍(ちょう・せき)です。 中唐の詩人と言えば、韓愈、白居易、張継、賈島の名が挙がりますが、韓愈は生涯の師匠、白...
masumi.h
2019年5月14日読了時間: 3分
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【元プロ野球投手 黒田博樹さんの座右の銘】〜「耐雪梅花麗」・西郷隆盛の漢詩の一節
【元プロ野球投手 黒田博樹さんの座右の銘】〜「耐雪梅花麗」・西郷隆盛の漢詩の一節 昨夜は子供達と元プロ野球選手の黒田博樹さんの感動と驚きに満ちた人生を観ました。 大リーグでも活躍し、そして2015年度には海外の超高額オファーを蹴って古巣である広島に戻り、そして2016年には...
masumi.h
2019年3月18日読了時間: 2分
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